北九州のクライアント様で旦過市場で創業120年の鮮魚卸「吉勝」。
こちらの商品開発のディレクション・プロモーション担当をさせていただいております。
2025年10月開催された福岡県のデザインアワードにおきまして
今年は過去最多の222件のご応募の中、吉勝は銀賞を受賞!
またリデザインさせていただいたパッケージが
国内外の優れたクリエイティブを顕彰、1952年に結成されたADC(正式名称:東京アートディレクターズクラブ)の作品展「ADC日本アートディレクション2025」では約6,000点の応募作の中から入賞を受賞しました。
デザインアワードの最終審査では私と代表の中村真也社長でプレゼン
福岡県知事の服部 誠太郎もブースにお越しになってくださいました。
私たちの商品は「ぬかだきの炊き込みご飯の素」
正直出来上がってほやほやの状態。初お披露目となりました。
北九州の郷土料理ぬかだき。
主に小倉地区になります。
九州の旦過市場でお魚台所として120年もの間、小倉のまちを支えてきた吉勝。 「ぬかだき」は郷土料理で、吉勝でも伝統の味を受け継いできました。
しかし、時代の移り変わりで食べる機会が減っていることを受け、昔ながらの味わいを生かしつつ、現在の食生活に合うようアップグレードし「炊き込みご飯の素」を開発。
「おかず」ではなくご飯の具材として「主食」にすることで、食べる機会を増やすことが狙いです。
外箱のラッピングパッケージもあるのですが、大将が高らかに叫んでいる様子を表現しています。都会的にならず、土着的で骨太かつストレートな表現は、シズル感もあり、地域のお土産としてふさわしいデザインです。このパッケージは外箱デザインの真髄を受け継ぎました。
外箱のデザインは旦過市場の火事で全焼したことを受け、王道の魚屋を再び作るという
思いを「板長も吠える、魚屋ど真ん中」という言葉に託したものです。
この箱についてが1952年に結成されたADC(正式名称:東京アートディレクターズクラブ)の今年の作品展では約6,000点の応募作の中から入賞を受賞しました。
店舗や市場の環境は、年月とともに変化していくものです。その環境の変化は受け入れますが、なくしてはならないものがあります。そのひとつが受け継がれてきた「伝統食」です。次世代に永く伝えていく上で重要なのは、核となるもの残しつつ、時代によって柔軟に形を変え
ることだと思います。
「ぬかだき」は小倉のまちが踏襲してきた地域の財産であり、今後に受け継いでいくべき
食文化。
これからも今の時代のライフスタイルにスッと溶け込む商品開発を続けていきたいものです。
0コメント